「綺麗なハゲを輝かせよう。大切に剃らなきゃぁ。」
あの時落としたカツラ―――。
だから2人だけのグッド・ヅラ。

2人の緑はもう不毛が近く、ほら、毎度の君と僕に光が見えてくる。
ヅラ買った事の方がいっぱいあったけれど、ほら、眩しかった事しか今は見えてこないよ。

君には新しいヅラができて僕には新しいヅラが。
新しい二つの君と僕には新しい帽子が―――。
「アリガトウ。よろしく、眩しい僕に。ヅラを変えてよかった。」

繊維細工の偽りをそよ風にズラせたから、偽りのヅラづけもマブしい最後だよ、グッド・ヅラ。

君には新しいヅラができてヅラには新しい君が。
新しい二つのヅラと僕には新しい職場が―――。
「恥を捨てよう。見せられなかったけれど、そこから偽りを始めよう。」
少しヅラずれて少し恥ずかしいそんな別れなら―――。
「アリガトウ。よろしく、新しいヅラに。ヅラに会えてよかった。」

ハゲ不細工のプライドを粉々に壊せたから、偽りのハゲましも悔しい愛護だよ、グッド・ヅラ。

「きれいな肌を焼かせよう。煌々と光りながら。」
あの時ずらしたカツラ―――。
だから2人だけのグッド・ヅラ。

むなしい最後だよ、グッド・ヅラ。

だから2人だけのグッド・バイ―――。