私のジジイ彼は、色んなお薬常備しています。
食後、懐からおもむろに白い薬袋を出し、
数種類を並べて、数を確認。
お水でゴックンするまで、私も暖かい目で見守っています。
そのときは決して、ジジイ早く飲め、などとせかしたりしません。
薬を飲んでいる途中で、逝ってしまわれたらモトもコウもありません。
かと言って、堅い食べ物を私が噛み砕いてから、口移しをするほど
過保護にもしておりません。

とにかく、ジジイであればあるほど、労わりの心が刺激され、
例え奥様がまだご健在でも、不倫という意識はもみ消され
盛りを過ぎた後の憂いのある初老男性をメンタルケアしているんだと
ものすごいコジツケでもって、社会貢献している気さえしております。


ジジイは、朝が早いのです。
朝刊が来る前よりも早い目覚めに、時間を持余しているのか
私にモーニングコールなどしてきます。
たまったもんじゃありませんが、ここも我慢です。