泣ける歌詞スレ#2
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0261チェリー・トゥリーズ�@
02/07/20 21:31ID:mrpWFpJ.まだ肌寒い空気が、火照った頬にあたって心地良い。
いつも一緒に悪さばかりしている幼馴染み達も、後から駆けてくる。
軽く息を切らせながら、興奮もともなって鼓動が早い。
「もう大丈夫だろう」と足を止め、仲間たちが追い付いてくるのを待つ事にする。
振り返ると、辺り一面は華やかな薄紅色に包まれていた。
道の両脇には、ちょうど満開の桜の木が
どこまでも
どこまでも
僕がこの世に生まれてからの道筋を華やかに彩ってくれるかの様に無数に立ち並ぶ。
ついこの間まで、木枯らしの中、痩せた手足を震わせながら、
きっとこのまま、朽ちて死んでいくんだと思ったよ。
毎年、同じ心配を繰り返すんだ。
真上を見上げ、天を仰ぐと、頭上には真っ青な空が無限に広がっている。
最近、あの空は夜になると真っ赤に燃える。
その度、僕らは土の中に潜ってやり過ごす。
「お父さんが、きっとなんとかしてくれるよ。」
何度も聞いた言葉に包まれながら、暖かい布団の代わりに母親の腕に抱かれて、また眠りにつく。
晴れ渡る空を見上げながら、それでもこの景色の中で大人になりたいと思った。
ふと、視線を前に向けると、並木道の向こうから、透き通った笑い声が聞こえてくる。
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