ヴィジュ板バトロワ【2】
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0056生姜
02/05/08 23:13ID:F.1vN34g「お前は――お前は違うよな?」
善徳はただぶるぶる震えていた。震えながら、AKIHIDEの異常な顔を見つめていた。
そのAKIHIDEの左のこめかみにぱんっ、という音と共に穴が開いた。
AKIHIDEは口を開き――左手を見た。穴から血がつ、と流れ落ちた。
善徳もぎこちなくなった首を動かして、AKIHIDEの視線を追った。
そこには、倒れた体勢から苦しそうに上半身をあげ、しかし右手にはしっかりとブローニングを構えているHIROの姿があった。
AKIHIDEのウージーがぱらららららと吠えた。意識して撃ったのか痙攣だったのかわからない。ただ、その弾痕の列は見事にHIROの体を
貫通した。血の霧が舞い、HIROの体が半回転しながら跳ねた。その首は、あの首輪の上でちぎれかけていた。
ゆっくりとAKIHIDEの体が前に倒れた。ちょうどKOJIの死体に折り重なる様にどさっと突っ伏し、それきりぴくりとも動かなかった。
今やただ一人、部屋に残された善徳は、ただぶるぶると震えていた。
石の様に硬直した体がぶるぶると震え、その目は変わり果てた姿になった5人の先輩達が倒れる床を眺め回していた。
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