>239
日差しが叫ぶ公園で家族をしてる馬鹿がいる。
パパ、ママ、ボクの三人で絵に描いたように腐れてる。
つたない動きでキャッチボール。
天才!天才!五月蝿くて、親馬鹿なのはいいですが、野球選手でも作るんですか?

ママの顔が浮かんでくる。「元気でね。」
ママは僕をそっと抱いた。泣きながら。

日差しが叫ぶ公園で家族をしてる馬鹿がいる。
パパ、ママ、ボクの三人で絵に描いたように腐れてる。
走って転んですりむいて、強い!強い!と誤魔化され、
大人の都合でコントロール、しつけが良くできた犬ですね。

パパの顔が浮かんでくる。「行かないで。」
パパは僕をぎゅっと抱いた。鳴きながら。

ママが僕をすててパパが僕をおかした日は、すべてが青空でした。
雲一つ見えないあの空の向こう側に、いつか救いが見えたんです。

僕が生きて、僕が死んで、それでもこの青空が変わらなければいいねと、
ただ、それだけを僕は願う。僕は願う。

多かれ少なかれ人は変わるものなんです。だからこそ人は憧れるんです。
悔しいくらいに変わらない青空の強さに、僕は泣きました。

ママが僕をすててパパが僕をおかした日は、すべてが青空でした。
雲一つ見えないあの空の向こう側に、いつか救いが見えたんです。

どんなに酷いことが僕に笑いかけたとしても、まぁ、僕は空を見てるのでしょう。
ママが僕をすててパパが僕をおかした日に、あぁ、僕はだめになりました?
僕が生きて、僕が死んで、それでもこの青空が変わらなければいいねと、
ただ、それだけを僕は願う。僕は願う。