コスプレと追っかけに邁進する親愛なるヴィジュアル系バンドヲタの皆さん。(野次と罵声で偉大なるヨシキ様の言葉は二分間中断)
皆さん。(一分間中断)
わがヴィジュアル系音楽界を脅やかさんとする恥知らずな市場主義の輩が未だヴィジュアル界に群れをなしています。
彼らは本来わがジャンルの一員となるはずだった才能あるアーティスト達を搾取し、騙し、自らの市場主義の尖兵として洗脳し、
ほしいままに操っています。(聴衆一同「オマエモナー」)
そして、隙あらば音楽界のうちで最も伝説度の高い我がバンドの売り方を批判し、最高級のメロディを誇る名曲を闇に葬り去らんと、
その狡猾さを剥き出しにし、姦計をめぐらせているのであります。(聴衆のあちこちから「逝ってヨシキ」)
さて、゛六十八番プログラム"は、そうした情勢下にあるわがジャンルには、ぜひとも必要なイベントであります。
確かに、ワガママと権力で集めたアーティストの命が幾千幾万と散ってゆくことについては、私自身も血涙をしぼらずにいられません。
しかし、彼らの命がこの低迷する邦楽界の救世主、我らヴィジュアル系バンドのファン離れを防ぐため役立つならば、
彼らの失われた血は、肉は、神の御世より今に伝えられましたる神風吹き荒れるわが国土に同化し、未来永劫、
逝き続けるとは言えないでしょうか。(コピぺ、荒しの渦。一分間中断)
ご存知の通りわがヴィジュアル系バンドには勝利の方程式がありません。抑えはいずれも自作自演、自責点のなすりつけと
絶体絶命のピンチを提供する事への強靭な意志に燃える若き志願者たちで構成され、彼らは日夜最前線でインディーズ落ちに
身をさらしているのです。
プログラムを、一種の、そしてわがジャンル唯一の勝利の方程式と考えていただきたい。
ヴィジュアル系バンド離れを防ぐためには―――(後略)