>>180-181
日本人が日本語で書いた良書の例だと、かなり以前の本だけど岩波から出てた『算法表現論』とかだね(但し、2つの部の第2部だけ)
何年か前に訳書が出てその後でその出版社が活動を止めて絶版になったのを
別のところ(大学の出版会系だっけ?)が出版を引き受けて復活再版されたStepanovらの『プログラミング原論』に相当する内容を
ずっと昔に非常に明晰な形で書いたものだ
同じく岩波の『コンピュータサイエンス入門』なんかもそのタイトルから想像するレベルよりもずっと進んだ内容を優れた著者たちが
分担して(全2巻シリーズ)明快な形で解説している(日本の本に有り勝ちなどっかの洋書の内容をパクッて来るといったことは一切ない)良書だよ
その他にも共立の情報数学シリーズや近代科学社のアルゴリズムシリーズには良書が多い

翻訳本の良書も少なくない
計算機科学黎明期から活躍していたソフトウェアに関する科学の巨人たちの著書の多くが翻訳され一部を除いて訳文もこなれた良い訳だった
(最近の訳書は日本語が不自由な人が訳文を作ってるんじゃないかと言いたくなるような悲惨な日本語が必ずしも珍しくない)
その巨人たちとはDijkstra, Hoare, Manna, Griesなどだ
彼らの本の訳書は古書マーケットで今やギョっとするほど高い値段が付けられて流通してしまっている
元の出版社が適性な価格で再版してあげれば良いのだが
最近のだと原書が名著や好著であっても訳書の訳文の段階で無視できないほど劣化しているケースもあるので注意が必要