>>99
たとえば http://d.hatena.ne.jp/itto100pen/20090710 に、モナド則の一部が満たされない例があります。
「普通に定義すれば」モナド則は満たされるというのは、経験的には確かにそういう場面が多いかもしれませんが、
状況が込み入ってくれば、いつか「普通にモナドっぽいものを作ったつもり」なのにモナド則を満たさないものに
遭遇するかもしれません。

>joinがそうであるのにextractがそうでないのはなぜでしょうか?
モナドというものがそういうものだからとしか言いようがないですね。

>>93 であなたは
>a -> mb の部分がモナドにとって本質的なんだなと思えてきました

と書いていましたが、この X -> m Y 型の射をつなげてどうにかするための仕組みが
備わっているものをモナドと呼ぶわけです。うまくこのタイプの射をつなげるためには、
ダブったmをうまく剥がしてくれるものが必要で、それが join なわけです。

さっき挙げたWikibooksのページに、join を使って bind を作ったり、bind を使って join を作る
話が載ってますので、参考になさってください。

一方、あなたが書いてる extract :: M a -> a に相当する仕組みを考える場面は
一応あります。それは、 m X -> Y 型の射をうまくつなげてどうにかしたい場合です。
それは「コモナド」と呼ばれてます。(これを積極的に考える場面もあるらしいのですが
私の勉強が追いついていないのでコモナドについてこれ以上語れることはありません。)