圏論わかる同士で話すときに「モナドってのは箱だ」みたいな話しなくて済むだけでも
俺にとっては十分有用です:応用

たまにモナドの議論をしてるときにモナド則の1,2は満たすけど3は満たさないような例だと
どんな問題が起きるの?みたいな質問を得意げにする人がいるんだけど(皆さんは賢いので
そんなことないでしょうけど)、圏論での意味論(の初歩だが)みたいなのを持ち出せば
そういう筋の悪い質問なんかが湧いてこないだけでも有用かな。

あと、Haskellは表記方法がエレガントすぎてたまに型と値の理解がごっちゃになってるひとがいる。
そういう人への(あるいは自分への)リメディアルの議論のための良いバックグラウンドをあたえてくれるね。

本格的な表示意味論のほうは、帰納型が定義できるような圏をどうやって構成するかとかの話が中心だという
気がします。

Moggiがらみで一言付け加えれば、彼の論文にはラムダ計算のような「純粋な計算」を材料にして
「状態付きの計算」だとか「継続」のようなものをどうやって構築するかという話が整理されていて、
自分は無教養なので継続の話は理解できなかったが状態モナドは非常によくわかったし、
RWHでの話もよくわかるようになった。