会社の社会貢献一環として、浮浪者に食事を与えるというボランティアを年に一回行っている
去年の暮れに俺は焼き芋の担当だったんだけど、焼き芋を包む紙がなくて会社で廃棄する紙を使った
ある浮浪者がその包紙を見て、「あああVB6だなこりゃ!懐かしいなあ。昔はよく書いたもんだよ。」
と言ったので色々話を聞いたら、40歳になってすぐ零細ソフト会社でリストラで干されてそれから就職できず
気が付いたら浮浪者になっていたという事だった。

面白そうだったので腕を試してやろうと思って会社に連れてた。部屋中がションベン臭くなって社員から
超ブーイングを受けたが、その浮浪者のプログラマの腕はロジックの完璧さといいコーディングスピードといい半端無かった。
とりあえず仕事をしてみたいというので試用期間3カ月で働かせたものの、今ではC#を使わせたら
社内ナンバーワンのプログラマーと言っても過言ではない状態になった。

浮浪者だからと言って馬鹿にできない。ダイヤはどこに転がっているかわからないよ。