型宣言の手間に費やす労力は代わりにIDEの補完機能の精度向上によって十分に
報われている気がする。動的言語向けのIDEも頑張ってはいるけれども、やはり
補完の精度では型情報を使って候補を絞り込める静的言語には敵わない。
他にも最近のIDEは型の妥当性をコーディング時にリアルタイムで検証するから、
間違った型への代入等々はそれこそビルド"前"にエラーとして警告される。
これもポカよけとして非常に有用。

ActionScriptなんかは動的型のAS2からAS3に移行するに当たって静的型を、
それも動的型も併用可能という形で導入したのだけれども結局はあっという間に
型付きでのコーディングが多数派となった。
そんなに動的型が本質的に優れているのであれば開発者の多数は動的型での開発
に留まったと思うのだけれども当時のFlexBuilderとか使っていれば型付きでの
コーディングの効率の良さは明らかだったからね。
静的型を導入してもそのデメリットは十分に補うことが出来るという良い事例。