関数型言語は何故普及しないのかを考える
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0008前スレ ◆st4kIyCS7.
2010/10/11(月) 19:27:30(前スレ #989 の続き。)
で、構造不一致の問題は関数指向設計技法でも同様に発生する。これに対する挑戦(研究)はいくつか
あるらしいが、たとえば自分が知っている文献を以下に紹介。(どちらも同じ著者陣による報告)
・関数スキーマベースを用いたソフトウェア設計自動化(1985) -- 情報処理学会論文誌
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002724012
・ソフトウェア設計自動化のための仕様記述言語 F(1986) -- 情報処理学会論文誌
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002724187
注目は後者の「仕様記述言語 F」。詳細は論文を読んでもらうとして、
入力集合(定義域)から出力集合(値域)の対応として単純な関数ではなく、
関数を関数に写像する「関数結合子(function combinator)」を用いている。
さらに関数結合子と定義域/値域との正当な対応(組合せ)について考察している。
なにしろ1986年という古い研究で、その後の継続報告は見つけられないけど、
今なら、このきれいに形式化された課題をカテゴリ(圏論)の視点で、
言い換えると、机上の理論で終わらせずにHaskellプログラミング技法の一つとして
再検討できるんじゃないかと妄想している。(あまりにもったいない研究成果に思える。)
(更に続く。次で終わり。)
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