下記の例において、Timerクラスは既存のクラスであり修正できないものとする。
ここで、Timerクラスを利用したい開発者がいて、その開発者はactionPerformedというメソッドでTimerをstartしたいとする。
この場合、TimerAdapterというAdapterを作成することで、既存クラス(Timer)クラスを修正することなく、 異なるインタフェースを持たせることができる。
このように、既存クラスを修正することなく、異なるインタフェースを持たせるということが、Adapterパターンの役割である。

class Timer {
 public void start();
}

class TimerAdapter extends Timer implements ActionListener {
 public void actionPerformed(ActionEvent e) {
  super.start();
 }
}

イベントリスナにTimerAdapterという名前を付けることに違和感を感じるだろ?
その違和感こそイベントリスナがAdapterではない証拠。
イベントリスナを使うときに「意図」しているものはAdapterではない。

Timer#start()をActionListener#actionPerformed(ActionEvent e)という名前で使いたいから
リスナを作っているのか?明らかに違うだろ。

デザインパターンは、目的をもって使うもの。
クラス図が偶然に同じ形をしていたからといって、そのパターンを使っているとはいわない。