退化と進化

進化という言葉が進歩を意味しないのは、生物学上は当然なのであるが、一般には誤解されやすい部分である。

今日の学校教育においてすら、国語教育の場では進化の反対語として退化を教える例がしばしば認められる。
しかし、退化は生物の個々の器官に対して使われる言葉である。したがって、その生物全体について使われる
進化と対応するものではなく、退化に対する言葉は『発達』である。