ここで、UTF8だけは、符号長が長いという犠牲と交換に、検索ルーチン
がASCII符号用の物をそのまま代用出来るという特徴がある。これは、
UTF8だけの特徴である。しかし、Unicodeの本来の目的とは、若干の
ずれがある。Unicodeは世界中の文字をモードレスに扱える符号を
作ることが目的であった。それなのに検索をASCII符号ルーチンで代用
出来るというのは、オーバースペックなのである。UTF8では、このオー
バースペックのために、符号長が犠牲にされてしまったのだ。

日本では、漢字や平仮名を扱う過去の歴史において、検索ルーチンを、
ASCII専用ルーチンで代用した歴史は存在しない。UTF8では、複数バイト
文字の経験が全くない欧米が、勝手に考えたやり方である。検索ルーチン
を修正すれば、無駄は最小限で済む。その分、符号長を短くできる。
その意味で、過去に日本が採った方法は当然なのである。UTF8は、
検索ルーチンを無修正で済ます事と引き替えに、符号長を犠牲にした
最悪な方法である。