「圏論もういいじゃん」は「基礎研究が大切なの」と反論されて当然ですが、
「普通にプログラミングとかやらねーの?」はまっとうな質問だと思います。
仮説検証用のごく小さなプログラムしか必要としない研究もあるでしょう。
しかしプログラミング言語は本来コンピュータに何らかの仕事をさせる手段であって
理論研究のためだけの道具ではないはずです。

大きなソフトウェアを実際に書いてみないと発見できない問題はたくさんあります。
昔、IBMが九州医大のシステムをSmalltalkで作ろうとしてSmalltalk界の有名人を
人月数百万円でかき集めたにもかかわらず失敗に終わった事がありました。
言語仕様を隅々まで把握しアーキテクチャに関する持論を唱えていた有名人達は
大規模システム開発を成功させる方法を知らなかったという事になります。
関数型言語が実用言語として広く使われるようになるためには理論研究だけでなく
実用ソフトウェアを書いて問題を見つけていく事も欠かせないと思います。

私からも改めてお聞きします。
Haskellでどんなソフトウェアを作っていますか?