あら、スレ主さん、雲隠れしちゃったんだ。残念。

そのうち言おうと思ってて結局言えなかったけど、
もっとボトムアップなアプローチを取れば結構面白い試みになっていたと思う。
つまり、既にたくさんある Python のコードの中からパターンを見つけ出すというアプローチ。

Python の勉強をするには Python のコードをたくさん読むのが最良の方法だ。
プログラミング言語学習法としての多読には、ざっと考えただけでも
・常套句、うまい書き方、きれいなコーディングスタイルが身につく、
・未知の言語仕様、標準モジュール、外部モジュールを見つけられる、
・プログラム全体、パッケージ全体の構成方法を学べる、
といったメリットがある。細かいメリットを挙げていけばキリがない。

特に、Python を始めたばかりだったスレ主さんには最もふさわしい方法であったと思われる。

その過程で、デザインパタンが Python にどのように根付いているかが自ずと明らかになってくるハズ。
標準ライブラリに限っても、Template Method パタンや Factory Method パタン、
Visitor パタンの適用例は数多い。それらが強い型付けの言語、例えば Java による実装と
どのように違っているのかを調べてまとめると、とても興味深い研究になるだろう。
デザインパタンというと味気ないサンプルプログラムの羅列が連想されるけれども、
既存の Python コードからスタートして、実際の応用例に立脚して、その「エッセンス」を集めたら、
きっと面白い仕事になると思う。

デザインパタンが、繰り返し使われる雛形の集大成として生まれたことを考えると、
このボトムアップのアプローチは理にかなっているように思える。

似て非なる言語によって書かれたデザインパタンの実装例を逐語訳したところで
お粗末な翻訳にしかならないのは、自明の理だ。そういうトップダウンのアプローチは、
とりわけ Python に明るくない者にあっては、やはり避けるべきであったと思う。

チラ裏スマソ