>Windows Vista β1に感じた期待と不安
>ttp://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0804/mobile301.htm

マイクロソフトOBでWindows 1.xの時代からWindowsの開発に関わっていた方(2000年に退職)から
コメントをいただいた。引用させていただくと

“私の住むシアトル近辺のマイクロソフトOBの間では、2004年の前半に「Longhornがキャンセルに
なったらしい」という噂がさかんに交わされ、その後次々と「OFSはLonghornとは別」、
「Managed APIは採用しない」とのアナウンスがありました。結局の所、もともと計画していた
Longhorn は出せなくなったけれども、いまさらキャンセルになったとは言えないので、出せるもの
だけかき集めてLonghornと呼ぶことにした、という見方がこちらでは一般的です”

>MSのオールチン氏が当初のLonghornをあきらめたのは2004年春
>ttp://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050927/221773/

Longhornはあまりに複雑であり,Microsoftの時代遅れのソフトウエア開発手法では手に負えなくなっていたことが問題であった。

Windows Vistaの遅れは,Microsoftにとってどの程度のダメージになったであろうか。
これまで,Windowsの開発において最も責任のある地位にあったAllchin氏は,
Windows Vistaの出荷とともにリタイアすることになった。またMicrosoftの全社組織は,
競合相手に対抗し得る形に改められることになった。Windows Vistaの大きな遅れは,
Microsoftの「遅さ」と「弱さ」を白日の下にさらした。また消費者は,Microsoftが全能ではないと思うようになっている。
なぜなら,Windows Vistaの最も重要な機能であるデータベース・ストレージ・エンジンWinFS
(これは同社が10年来取り組み続けている機能だ)は,スケジュール上の理由から取り除かれてしまったからだ。

問題のほとんどは,Microsoftの企業文化に起因しており,最近行った組織変更だけでは,問題を修正できないだろう。
Microsoftは,あまりに巨大になり,階層が複雑になり過ぎてしまったため,新しいマーケットのトレンドに迅速に対応できなくなってしまった。

Microsoftは,イノベータと思われることを熱望しているので,このVチュエーションは受け入れがたいものであるだろう。