横35、縦35のマスを考える。そのマス目なかにグループAの人が何人か、グループBの人が何人か、いるものとする。
(各マス目の中には、最大1人しか入ることができない。また、誰もいないマス目もある。)
各人は自分の回りに同じグループの人が多くいた方が幸福だと思っている。そこで「幸福度」を次のように定義する。
自分の場所の上下左右、斜め上下左右、合計8箇所を「自分の回り」とする。この中にいる自分と同じグループにいる仲間の数をMとする。
また、「自分の回り」にいる全ての人の数をNとする。この時、幸福度を
・N=0 なら 幸福度 0
・N>0 なら 幸福度 M/N
と定義する。

さて、各人は自分の幸福度がある値(以後、しきい値と呼ぶ)より小さいと、現状に対する不満から、ランダムに空いているマス目に移動をしようとする。
ただし、移動しない可能性もある。例えば、上図のように、ある人の「自分の回り」のマス目のうち、
上、下、右斜め下、左斜め上の4箇所が空いており、他のマス目には他の人がいるとする。
この時、この人はそれぞれ確率1/5で
・上に移動
・下に移動
・右斜め下に移動
・左斜め上に移動
・移動しない
という行動をとる。35×35のマスの中には多くの人がいるが、この移動は
・まず、一番上のマスの一番左の人が(もしいれば)移動を試みる。(もちろん、この人の幸福度がしきい値以上なら、移動しない)
・次に一番上のマスの左から2番目の人が移動を試みる。以降、順にその右の人が移動を試みる。
・一番上のマスにいる人の移動が終了したら、次は上から二番目のマスの一番左の人が移動を試みる。
・以下同様。