ポインタの静的型と、仮想関数の振る舞いについて教えてください。

struct A { virtual void f(); };
struct B { virtual void f(); };
struct C: public A, public B {};

C* pc = new C;
pc->f(); // (1) A::f() と B::f() のどちらか分からないのでコンパイルエラー
A* pa = pc;
pa->f(); // (2) A::f() がコールされる
B* pb = pc;
pb->f(); // (3) B::f() がコールされる

struct D: public A, public B { virtual void f(); };
D* pd = new D;
pd->f(); // (4) D::f() がコールされる
pa = pd;
pa->f(); // (5) D::f() がコールされる
pb = pd;
pb->f(); // (6) D::f() がコールされる

struct C の仮想関数テーブルの f() のエントリはどうなっているのでしょう?
派生クラスが仮想関数をオーバライドしない場合、このエントリは基底クラスの
関数ポインタがそのままコピーされると思います。しかし、A::f と B::f のど
ちらを採用すべきかコンパイル時に決定できないはずです。
ところが上記(2)のように、動的型が struct C であっても、静的型を struct A
とするとコンパイルが通り A::f() がコールされます。動的型の struct C の仮
想関数テーブルの f() のエントリは決定できていないはずなのに、何故 (2)(3)
のような呼び分けができるのでしょう?
実際 struct D のように f() をオーバライドすると、静的型に関係なく動的型
の仮想関数がコールされるので、f() のエントリは1つだと思うのですが。
どういうカラクリになっているのでしょう?