最近のPCゲームの複製対策では、DVD-ROMにダミーファイルを入れて内容物を
4G以上にし、1ファイル4G制限のある特定ファイルシステム環境でのコピーや、
仮想化を難しくする、という手法がある。
しかしその手法も、ダミーファイルを検出されカット、またはイメージの分割によって
結局は無効化されてしまう様だ。カットされてしまうのはダミーファイルに細工が
何もないのも原因の1つだ。
また、仮想化対策としてドライブの読み込み速度を計測し、光学ドライブでは
ありえない速度を検出した場合に弾くという方法もある様だが、これはすでに
仮想ドライブ側に対策ツールも存在しており、また現状のPCの技術進歩度も
考えるとあまり賢い対策とは思えない。
しかしパッチで回避される可能性があるとはいえ、ドライブチェックは依然有効な
手法だと考えられている。
チェッカが機能すると考えれば、あとは簡単にパッチを当てられない様にチェッカの
ルーチン部分をいかに保護するか、という課題に掛かってくる。
現状でもっとも堅牢な物として考えられるのは、多重unpacker+ランダムローダー上に
チェッカを仕掛けるという方法だと思われる。
packingは固定パッチをほぼ無効化、あるいはすぐに登場させる恐れを減少させ、
ランダム化は常駐ツールにより実行時に修正される恐れを減少させる。
チェッカ自身の保護は技術力の関係から、現状はほったらかしにするメーカーが
ほとんどなのが残念である。これをもし実現すれば、いずれ解析されるとしても
発売から数週間から数ヶ月は防御できるだろうと予想できる。
この根拠は、ここまで解析できるクラッカーの人数はそれほど多くないからだ。
ゲームの場合は特殊な中古市場の関係もあり、それだけ時間が稼げれば目的を
ほぼ達成できたと言えるだろう。
あともう2、3歩、対策を講じればこの業界は変わるかもしれない。