初心者が最初に習う言語としてCを勧めない理由はここに書いたとおりなんだけど、Cを勧めている人が感じている別の問題が現実的にあるのは確か。

たとえばソートやリスト、検索木なんかの基本的なアルゴリズムはすでにライブラリがあって、こういった処理を書く機会は減っている。
描画系やGUI、入力管理の処理もOSやVMが賄っているので、組む必要がない。
アドレス処理の必要がない言語が主流になっていて、メモリ管理のプログラムを書く機会もなくなっている。
でも、こういった処理というのは、プログラムの地力をつけるのには非常に良い素材なので、これらを書く機会がないということは、プログラムの地力をつける機会もないということになる。
実際には処理系や開発環境のサポートで、ほとんどの場合はこういった地力がなくてもプログラムが組めるようになっているので問題がない。
ただ、こういった地力がある技術者がいなくなるというのは問題。

C#やJava、PHPでひと通り理解したあとで、「じゃあ地力をつけるためにCを」ってやるのが理想的なんだけども現実的には難しいしね。
入り口としてCを勧めるわけにもいかないし。まわり道が多くてモチベーションをもち続けづらいからね。その部分でプログラム自体をあきらめられたら元も子もない。
最初は気軽に楽しく始めて、プログラムに対する興味をもってもらうことが大切で。

最初からプログラムに対する興味を、なぜかすごくもってる人は、Cから、なんならアセンブラからやってもらっていいと思うけど。