スカートの裾をちょこんと摘んで思い思いのご挨拶をする二人。
一斉に驚きの声と女生徒の「かわいーっ」という声が混ざった歓声が上がる。

「メルメルメ〜vvv」
「お、おいっゴン!?」

しぇりりんに抱きつき、顔をペロペロしようと思いっきり飛び掛ったウマゴンであったが、相手は幻影。すなわち単なる映像である。
どんなに精巧に映し出されていても実体が無いのだから、彼が彼女たちをすり抜けて床にダイビングしてしまったのも仕方の無いことだった。