表示的意味論を、代数や写像といた数学概念を使って、システムや言語の意味論を記述するものだとすると、
RDBやSQLは、まさに関係代数や写像に基づく「正規化理論」を実装したものなので、
表示的意味論というクラスに所属している、と言える。

#実際には、RDBに関する基本的アイデアがコッドの頭の中にあって、
#それを表現するのに数学概念を駆使した、と言うことなんだろうけど。
#俺的には、やっぱRDBの概念は本質的に数学的なものだと思ってる。

他方、表示的意味論と操作的意味論の具体例(インスタンス)は、
対応関係を示して、等価性を示す事ができる。
つまり、表示的意味論に基づくシステムがあったら、
それを操作的意味論と解釈したり、
あるいは等価だが、より操作的意味論に適したシステムを示す事ができる。

上に書いたことをより具体的なに示すと、例えば、
表示的意味論を厳密に実行する仮想機械を定義して、
その仮想機械の上で操作的意味論を定義してやれば、
表示的意味論と操作的意味論を一致させることができるだろう。
その仮想機械の実行効率や、プログラマにとっての分かりやすさが良いものかどうか、
はさておいて。
逆に、気まぐれに定義された操作的意味論を、表示的意味論に戻そうとしても、
例外的な取り扱いが多くて、表示的意味論として美しくない、複雑怪奇なものになるだろう。