アスペクトとは、それだけで自立している副プログラム (self-contained subprogram)であり、そこにはプログラム全体の特性 (global property)が記述されます。
各々のアプリケーションドメ インには、大抵アスペクトのセットがあります。例えばそれら は、クライアント・サーバアプリケーション用の同期・分散アスペ クトであったり、解析アプリケーション用の行列アスペクトで あったりします。
複数のアスペクトは、アスペクトウィーバ (Aspect Weaver)と呼ばれる新たな種類のコンパイラによって自動 的に結合され実行可能なプログラムの形(executable program image)になります。
「実行可能なプログラムの形」とは各々のアスペクト が一本の糸であるようなタペストリ(tapestry:つづれおり)のよう なものです。
現在のプログラミングパラダイムがタペストリ全てを 一つ一つ手で編むのに対し、アスペクト指向プログラミングはこの タペストリを自動的に編み込むものです。