パッケージとは,Delphi アプリケーションや Delphi IDE,またはその両方が使う特殊なコンパイル済みダイナミックリンクライブラリのことです。
実行時パッケージは,ユーザーがアプリケーションを実行する際に機能を提供します。
設計時パッケージは,Delphi IDE にコンポーネントをインストールしたり,カスタムコンポーネント用に特別なプロパティエディタを作成するときに使われます。
1 つのパッケージが設計時と実行時の両方に機能することが可能で,設計時パッケージはその requires 節で実行時パッケージを参照して動作することがよくあります。

ほかの DLL と区別するために,パッケージライブラリは拡張子 .BPL(Boarland パッケージライブラリ)の付いたファイルに格納されます。

通常,パッケージはアプリケーションの起動時に静的にロードされます。
ただし,SysUtils ユニットの LoadPackage ルーチンと UnloadPackage ルーチンを使えば,動的にパッケージをロードできます。

メモ アプリケーションがパッケージを利用する場合,各パッケージユニットの名前はそれを参照しているソースファイルの uses 節にも含まれている必要があります。