時々生命の定義の話になるけど、むしろ生態系の多様さの方が面白いと思う。
ティエラの例を、見たときに、寄生虫的な振る舞いをする虫?のプログラムが生まれたのが面白かった。
進化の話が良く出るが、ダーウィンはそこまで、選択とか淘汰に重きを置いて無くて、むしろ生命のありようの多様さに関心を持っていたという話を聞いたことがある。
淘汰の話だと、結局最後に一種類に優秀な生物が残って、終わりだけど、自然界はそうならずに、うまく回っている。
人工生命というと個体に注目しがちだけれど、実際は、環境というか生態系と個々の個体との関係を見た方が面白いと思う。生命体一個体を色々議論するのは意味がない。

自然を見ていて面白いのは、色々と突発的な出来事が起こるにもかかわらず、生態系としてはうまく回っている点にある。ある種が絶滅してもほかの種が
その位置をカバーしたりして、生態系として機能不全に陥らないように自然環境の中で調節している。
コンピュータの例で言えば、あるプログラムが不具合を起こして止まっても、近接するプログラムが勝手にその仕事を代行したり、どうにか全体の処理は止まらないように、
調節したり、出来たら面白いのだろうなーと思う。そういうプログラムってもうあるの?
昔、ATRの特集(トムレイとかクリスタソムラーとか)を見て、心をときめかした人文屋さんは、思うのだった。