漏れはFDT専門だが自己批判的に言わせてもらうと,

まず、FDTはごくごく限られた単純な(綺麗な)ターゲットでないと使えない。
実用アプリだと形式仕様を書くほうが実際のコーディング以上に大変。間違えるし。
たとえばWindowsをFDTで設計すりゃ良さそうなもんだが、そんなことはできない。
ついでながら、検証しか目に入ってない研究者が気がつかないのは、現場の誰が形式仕様
記述と検証をするのかということ。作るだけでも精一杯なのに、そんな余剰人員はおらん。

次に、FDTの研究が世の中のアプリを主導しているのでは決してなくて、アプリが常に先行して
先端アプリを検証するためにFDTが研究されるという後追いになるから、研究の目処がついた
ころには、そのFDT手法で検証できるアプリはすごい時代遅れのものになってしまう。
結果的に一番検証したいものが検証できない。

もちろんFDTを全否定するわけではないが(自分の首がしまるしな)、FDT研究者の多くは
自分で実用プログラムを書いた経験がほとんどなく、FDTの理論世界に閉じこもっている。
それが一番の問題。