仮にプログラム製造の劇的な工数削減に成功する技術があったとする。
それは本当に市場に受け入れられるだろうか?個人的には疑問が残る。
これだけ大きくなったIT産業を壊滅させるようなものは
到底受け入れられないのではないか。Lyeeに対する過剰な反応を見ていると
そんな気にさせられる。

アメリカは軍事産業を維持していくためだけに戦争をする。つまり
主要産業>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>戦争
なのである。2ch的な言い方でいえば。
IT産業にも同じように莫大な資金、人員が注ぎ込まれている。
これを、効率だけを追求した技術でもって、産業を縮小させるような
真似はできるはずもない。

IT産業を奴隷を使ったピラミッド製造になぞらえる向きがある。
だがしかし、それは巨大な産業が成熟期へと移行する必然的過程なのだろう。
ピラミッドは安定した権力の象徴。これを崩す何物も受け入れられない。
既におのおののポジションは決まっている。もうこの業界には夢はない。

自動車産業はフォードの開発したプロセスとともに始まった。
生産プロセスの改善そのものを肯定的に受け入れる文化がある。
だがしかし、この業界は不幸なことに、ソフトウェアの生産効率よりも
計算機資源の有効活用こそが至上命題という時代が長くつづいた。
未だにC系統の言語が広く使われている現実から見て、
悪しき文化は今後も続いていくことだろう。
インドのテニスコードの比喩で言えば、この業界の技術革新とは
ボール拾いの少年に対して、よりよい靴を開発することだといってよい。