漢字ROMってやつです。
NECの98シリーズは、この漢字ROMを搭載していたので、日本語の表示が速く、市場を独占していました。
そこでIBMが、ソフト上で漢字を表示できるDOS/Vを開発しました。
最初はNECは「ソフトで日本語なんて、重すぎて使い物になるわけない、当社のシェアはゆるがない」
とか言ってましたが、マシンそのものがめちゃめちゃ速くなったので、ソフトでの処理でも十分実用になるようになったので、98シリーズは少しづつシェアを落とし、完全にDOS/Vの世の中になったのです。
なにしろ98シリーズは、エプソンチェックかけたりCバスでで周辺機器の囲い込みをしたり、(何か接続したときに「私はNEC」と答えないと認識されない)、ユーザーにとってコストがかさむ環境だったのです。
それに対してDOS/Vならパーツの交換なども容易で、いろんなマシンで使いまわせて経済的でした。「コンパックショック」がさらにその傾向に追い討ちを掛けました。