>>885
聞きかじりの知識ですまんが。

英語版ボカロは日本語ボカロの5倍から10倍のデータベース(音素)を持っているそうだけど、
実際にはそれでも英語の全ての発音パターンを網羅できているわけではないらしい。

よく使われる発音と重要な発音(およびその繋ぎ)に絞ってデータベースを作っているので、
それ以外の発音が必要になった場合は、データベースの中から近い音素を当てた上で、
不自然にならないようにうまくごまかしているのだとか。

あと、物理演算ハイブリッドといったら、現在のボカロそのものが、
サンプリング音源と音素を補完する波形を合成して声を作っているので、
すでに物理演算ハイブリッドであると言える。

単に人間そっくりの歌声を出させたいなら、容量の許す限りひたすらデータベースを拡大して、
あらゆる発音パターンをライブラリとして持たせてしまえば波形合成の必要すらなく、
人間そっくりに歌わせられるボカロが力技で出来上がる(はず)。

でもそれは「楽器」でも「シンセサイザー」でもなく、人間の歌声のコピーでしかないと思うんだ。

それは果たして、人間の創作意欲を掻き立てる存在なのかな?

あるアーティストが言ってたけど、
「いいギターってのは、抱えてコードをかきならすだけで、自然と歌が作りたくなるんだ」って。

ミクさんはじめ、ボカロブームを支えたボカロ達は、ボカロPにとってそんな存在だったんだと思う。

逆に、上の方でUTAU曲にはオリジナルが少なくてボカロカバーが多いというレスがあったけど、
それが本当なら、もしかしてUTAUの「楽器」としての弱点はそこなのかな、と思う。

歌声のリアルさではUTAUのほうがVOCALOIDの上を行くかもしれないけど、
VOCALOIDにはいじってて自然と創作意欲を掻き立ててくれる何かがある、ということなのかも。

だとしたらUTAUはどれだけ進化してもVOCALOIDを超えられないかもしれないね。