ニーチェは言った
ぼくらの<真理>は誤謬なのだ、と
フーコーは言った
ぼくらは他人を図式化して把握している、と

つまりぼくらが素朴に考えているような真理などないのだ

あるのは偏見と憶測と暴力的なまでの決めつけだけだ
誰もがぼくを、ぼくらを勝手な理屈で簡略化し、その藁人形に釘を打ち込む

ぼくらは<ありのまま>が何を意味しているのか知らない
それにも関わらず<ありのまま>の自分を知ってほしいと願う、ときがある

いや、ぼくの望みこそが誤りだったのかもしれない

――ぼくがおもうように、あなたがぼくを評価していますように

それこそが誤りだったのではないか!なんたる誤謬!!それこそが醜悪だったのだ!!!