>>477のつづき

4. LAMEのジョイントステレオも完璧ではない。

実際 spellbound のサンプルを LAME 3.96.1 のジョイントステレオでエンコードすると、
最初の「シャーン」の音の高周波成分が R から L に漏れ出してしまう。
--preset cbr 128 や -V5 --athaa-sensitivity 1 では容易にABX可能である。
実際、LAME 3.96.1 は最初の「シャーン」の音で S チャンネルにおける10kHz以上の
高周波成分を大きく削ってしまっている。そのことはサウンドスペクトログラムや
10kHz以上と以下の成分だけを聴いてみることによって確かめられる。

「シャーン」という音はアーティファクトが発生し易い典型的な音である。
そういう難しい音の扱いにおいて LAME 3.96.1 のジョイントステレオの
チューニングは十分とは言えないのだろう。

LAMEの改良ために必要なことは、ジョイントステレオの使用を止めることではなく、
ジョイントステレオのチューニングをより完璧に近づけることである。

5. 自分の耳を使って音質を確かめよう。

単なる屁理屈で音質について語っている人と
実際に自分の耳で音質について語っている人の区別はかなり容易である。
区別の仕方については繰り返し述べているのでみんな十分にわかっているはずである。
屁理屈を唱えるだけではなく、自分の耳を自慢しているのに、
第三者に検証可能な情報を一切出さない人がいる。
誰にでもアクセスできるサンプル音源をどのように圧縮すれば何が起こるのか
に関してABXテストの結果に基づいた発言するべきであろう。