>>476のつづき

3. LAMEはジョイントステレオを単なる高圧縮率を超えた目的のために使っている。

以下は視聴試験の結果とサウンドスペクトログラムなどによる分析からの推測である。
ソースを熟読している人が誤りに気付いたら指摘して欲しい。

LAMEは単に圧縮率を高めるためだけにジョイントステレオを使っているわけではない。
実際、LAME は L/R フレームと M/S フレームでは心理音響モデルによる情報の削り方を
変えているようだ。

LAME でジョイントステレオを使うと、
M/S フレームでは心理音響モデルによる S チャンネルの音の削除がより起こり易くなる。
それにもかかわらずLAMEのジョイントステレオによってステレオ分離性が全般的に
悪化しないのは、実際にABXテストをやってみた人であれば知っていることである。

S チャンネルに割り振るビットをより多く節約できれば、
それだけ M に多くのビットを割り振ることができるようになる。
それによって単に圧縮率を高めるためにジョイントステレオを使うよりも
全体の音質が改善されるのだろう。