人は生まれたときから、足に錘をつけている。
この錘は年々重くなっていく。
若いうちは体力とか、勢いとか無知とかで
錘のことなど気にせずに行動できる。
中には錘を外してしまうものも。
いよいよ年をとると、錘はどんどんでかくなり、簡単には動かない。
ところがここへくると、その錘が大事なものに思えてくる。
その錘を大事に大事に抱えて、錘はどんどん重くなる。
こうなってくると、もう錘は1人では動かせない。
近場にいる、同じような錘をつけた人に手伝ってもらうことになる。
錘を動かした人同士は、一緒に居ないと不便になってくる。
一緒にいると、錘の重さは倍速で重くなる。
もう動けない。一生そこでその人とその錘を大きくして暮らしてく。