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【プロ野球深層リポート】
“ポスト野村に大魔神・佐々木が急浮上”の悪い冗談
「オレは今年でおしまい」

“ノムラ節”炸裂(さくれつ)である。
 25日のヤクルト戦の試合前、ベンチにどっかり座った楽天の野村監督は、評論家の江本孟紀氏や
報道陣に囲まれると、3年契約の最終年を迎えた自らの去就についてアレコレ語り始めた。

「オレは今年で終わりや。楽天の(島田)社長はオレに近づきもしないわ」
 さらに、古巣ヤクルトの幹部が野村監督のもとに挨拶に訪れると、「来年の席はないのか? (克則と)親子で
お願いします。うちの息子は明治や。高田(監督)の秘書でいいから雇ってくれ。寮長でもいいわ」と、
本気とも冗談とも取れる発言で周囲は爆笑の渦だった。

 野村監督の就職活動はもちろんジョークだろうが、すでに楽天では「ポスト野村」の名前があれこれ取り沙汰
されているのは事実だ。例えば秋田出身の中日落合監督もそのひとりだが、ここにきて横浜、マリナーズで
活躍した佐々木主浩(評論家)の名前も急浮上しているというのだ。
 佐々木は楽天の本拠地宮城県生まれで、地元・仙台にある東北高―東北福祉大出身。05年に現役を
引退する際には三木谷オーナー(当時=現会長)が、「ぜひうちで投げてくれないかと誘った」といわれている。

「三木谷さんは、40歳と若くて知名度があり、元大リーガーとして実績も十分の佐々木を高く評価している
というのだが、どうもこの話は眉唾(まゆつば)ものです。楽天は球団創立3年目の昨年、最下位を脱出。
野村監督の考える野球が浸透しつつあり、今季はAクラスを狙える位置にいる。そんなチームに酒好き、
ギャンブル好き、練習嫌いで有名だった佐々木を呼べばチームはガタガタにされる。古巣の横浜でさえ
指導者としては疑問を持たれている。三木谷さんもそこまで人選を誤りはしませんよ」(球界関係者)

 この日は先発田中が7回2失点で5勝目を挙げて古巣に快勝。楽天は日本ハムと並んで交流戦首位に
立った。楽天ファンは「佐々木監督なんて悪い冗談やめてくれ」というところだろう。