巡回ルート内のブログであが好きそうな小説のレビューを発見したので紹介してみる。

ttp://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2008/01/post_afa8.html
|三上洸『マリアの月』
| 将来を期待されながら、ある事件がきっかけで精神的に絵筆がとれなくなってしまった洋画家の
|本庄敦史は、知的障害者更生施設「ユーカリ園」で美術の指導をすることになる。
| そこで彼は22歳の河合真理亜と出会う。真理亜は少女時代に頭部を打ったことによる
|精神発達遅滞のため「ユーカリ園」で暮らしていた。

| 敦史はすぐに、言葉を持たない真理亜が驚異的な才能の持ち主であることに気が付く。彼女は、
|頭部打撲の後遺症で言葉を失ったのと引き替えに、高度な直観像記憶能力「カメラ・アイ」を獲得して
|いたのだ。真理亜の絵は評判となり、彼女は「美しくあどけない奇跡」として成功への道を歩み始める。

| しかし、彼女が描いた一枚の絵が、2人の運命を変えていく。それはただの絵画ではなかった。彼女が
|幼少時に目撃した殺人事件、しかも時効を目前に控えた殺人事件の「目撃証言」そのものだったのである。

| 敵は単なる殺人者ではなかった。政治の中枢にまで食い込んだ巨悪の組織だった。真理亜の存在を
|知った組織は、彼女にじわじわと迫ってくる。合法的に、あくまで合法的に彼女を圧殺するために。
|殺人事件の背後にある、より巨大な犯罪を隠蔽するために。

| 物語はラスト、華やかなパーティの場へと収束していく。真理亜の絵筆は真実をえぐり出すことが
|できるのか。それとも組織が真理亜を絡め取り、すべてを闇に葬り去るのか。そして敦史は、
|真理亜を連れて、光溢れる創作の場に復帰することができるのか。

という話らしい。なんかもうむせ返るようなハードボイルドのにおいが漂ってくる。
そんなのとっくに知ってるぜ!おまえはアンテナ感度悪いぜ!
ということだったりしたらゴメンな。