気温は相変わらず低いが天気良し。
芽出し機の苗は一気に伸びた。明日の朝には苗代に据える。
下敷きの新聞紙を突き破って根が下まで伸びているので、重ねた下の土に食い込みそうだ。
芽出し機を使う場合はシートのほうがいいな。
ハウスの方もぽつぽつ芽が出てきた。

宮部みゆき「天狗風」「日暮らし」
「天狗風」は霊験お初もの。デビュー前の連作小説に手を入れた物が最初だが、
後の長編「震える岩」では設定が少し変わっている。これはそれに準ずるもの。
相変わらず面白く読めたんだが、釈然としない部分多々あり。
事件全体の構造に統一感がないし、主人公たちの行動も考えがなさ過ぎる。
天狗が娘を攫って具体的に何をしようとしてたのかも不明。
もののけと人とのパワーバランスもよくわからない。
右京之介のキャラも今回は立ってない。あまりいい出来とは言い難いな。

「日暮らし」は同心平四郎もの。お初は「あかんべえ」などと同じく怪異を扱った物だが、
こちらはまっとうな世界をベースにしている。
個人的にはこちらのほうが好きである。読んでるときは面白かった。
が、弓之介のキャラはいただけない。なんだか腐女子臭がして受け付けないのだ(´・ω・`)
佐吉も登場したときは切れ者だったが、いつの間にか愚鈍になっちゃったし。
犯人が無関係な人間だったつうのも拍子抜け。
ハナシとしてはそれもありなんだが、湊屋側が佐吉を犯人にしてしまいたがった動機はどこ行ったの?
全体として、宮部の作品は緻密なようでいてずさんな部分が結構ある。
話作りだけではなく、その場その場の状況で「アレ?」と感じることが多いのだ。
まあ筆力があるから読ませるんだけど、手放しで受け入れる気になれない。
それでも図書館の残りも読むけどね(`・ω・´)

>>288
金閣寺2見たかったんだよな。思い出しちゃったよw