>>769
「では、今後の10年間において、どういう国が得をして、どういう国が損をするのか。

いわば勝ち組候補の国と、負け組候補の国の条件を考えてみようと思います」

 こういって吉崎氏が挙げたのは、次の3つの条件である。

1.小さい国が有利
 ――国土が大きいと、流通、輸送コストがかかるため、エネルギーの高騰に対処できない
2.輸出するものがあるか、強みとなる産業があるか
 ――企業にたとえればコアコンピタンスの有無が問題
3.内陸国は不利
 ――鳥インフルエンザのような伝染病にしても、社会不安にしても、

他国と接している国はグローバルリスクが大きい。その点、海をへだてている国は有利。

 ただし、この条件に合えば無条件に発展するというわけではない。

 その一例がニュージーランドだという。確かに、ニュージーランドは規制緩和が進み、

経済が順調であるが、いまが成長の限界だと吉崎氏は見ている。

以下省略

http://nikkeibp.jp/sj2005/interview/48/index.html