42号室の>>42は、職員の間で有名な偏屈老人であった。
「漏れは、自分の人生自分の為だけに生きた・・・誰にも搾取されることなくっっ!!」
搾取されることなく。だが、与えることもなく男は逝った。

>>42が荼毘にふされるとき、たったひとり、独老仲間の>>43がそこにいた。
細かいネチネチとした性格で、これも有名な偏屈老人である。
職員は、その窪んだ眼窩に光るものを見た。
「同類、相憐れむか・・・・。」