親父は海の男だった。言葉は荒いし暴力ふるう。母は家を出た。
飯は祖母に作ってもらった。祖母が入院した時は出前や弁当。
小さい俺は嬉しかった。祖母が病院から帰ってきた。
「何食べたい?」「唐揚げ」海のもんは飽きていた。
親父と三人で久しぶりの食事。
親父が一口食べて俺を睨みつけた。凄い迫力だった。
「おいしいかい?」「あぁ>>」祖母は嬉しそうに笑っていた。
俺も食べた*******唐揚げは砂糖味だった。
親父と俺は全部食べた。それが最後の祖母の料理だった。