久しぶり昔の彼女にショッピングモールで会った。2人の子も連れていた。
「あ!おっちゃーん!!○○カブトムシってね・・(←ムシキングの話)」
「おじちゃんだっこして!」
よーしおじちゃんHGのマネしちゃうぞフゥ〜〜!「ばっちこーい!」キャハハハ!
しばらく遊んでやった。めちゃ人懐こい姉弟だ。

「似合ってるね・・・○○(オレの名)の子だったらもっと可愛いと思うよ。。」
「・・・。」

これが昔つまらん意地を張って別れた報いか。
「おじちゃん・・どうしたの・・?」
「お・・!ああー!スマンスマン!よーし次ぎはプリキュアいくぞー!」

・・ひょっとしたら、もう一つの「しあわせ」があったのかもしれない。
だが、オレはあの時自ら彼女というカードを棄てた。

「おっちゃんバイバーイ!」

親子達の後姿を見遣ると急に視界が滲んだ。オレも早急に立ち去った。
あの時の判断は正しかったのだろうか・・・? 34歳、帰りの路に雪が降る。