【プレスリリース】iPS 細胞を選択的に識別・分離・除去できるしくみを合成 RNA を用いて構築 - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/50010


ポイント

•生きた iPS 細胞内でマイクロ RNA 注 1活性を感知するメッセンジャーRNA 注 2を合成した。

•iPS 細胞とそれ以外の細胞が混合した細胞集団の中から、iPS 細胞を選択的に識別・分離でき、生体内での奇形腫注 3の形成を抑制できた。

•薬剤応答を利用し、iPS 細胞を特異的に除去することに成功した。


1.要旨

 カラム・パー研究員、片山翔太元 CiRA 大学院生、齊藤博英教授(京都大学 CiRA 未来生命科学開拓部門)らの研究グループは、iPS 細胞を含む多能性幹細胞内で活性の高いマイクロ RNA(miRNA)を感知するメッセンジャーRNA(mRNA)を合成し、細胞内に導入することで、iPS 細胞や部分的に分化した iPS 細胞を特異的に識別・除去できるしくみを構築することに成功しました。

 この研究成果は 2016 年 9 月 9 日(英国時間)に英国科学誌「Scientific Reports」でオンライン公開されます。


(以下略)