強結合の物理は非常に難しい問題なのは確かで、
lattice はその問題に正面から取り組んでいる(ように見える)のですが、
lattice は今のまま、break throughがなければ、
hadron spectrum を単に最もよく再現する、最も第一原理に従った(問題は多々あっても)、
手法の1つとしてしか生き残らないのではないだろうか。

その点、ストリング理論等ではQCDのような強結合理論の問題について、
いまだ現象論に結びついていないとはいえ、活発な理論的アイデアが交換されている。
こういった「理論的」研究とlatticeQCDのような「実験的・数値的」研究を一緒にして、
素粒子論、いや理論物理というのはかなりきついような気が、個人的にはします。