私は任期つきの助教をしてましたが、この3月で契約が着きて、晴れて無職となることが決定しました。

テニュア准教授のポストを回してやるという師匠の口約束を軽々しく信用した自分が浅はかでした。そうでなければ真剣に海外のポスドクでも探したのに。

本当に自分が惨めで、ラボで私物を整理してるうちにも涙が出てきてしかたありません。

院生たちも自分を用済みと思ってるらしく、ろくに口もきいてくれないし、好きだったM2の子に告白してから去ろうと思ってましたが、彼女のぼろ雑巾を見るような視線に耐え切れず、屈辱をかみしめながら姿を消そうと決めました。

帝大博士号なんて持ってたって何の役にもたちません。NYに留学してた時に学位持ちのタクシー運転手がいると聞いてどうせ
文系のバカの話だろと聞き流していましたが、まさか自分が同じような目に遭うとは。

年老いた母にどう報告したらいいか、それを考えると絶望的になります。

底辺とはいえ公立大のテニュア准教授を棒にふって卑しい水商売に転進されたバサラさんの強靭な精神力には、つくづく感服します。