月2000円台でADSL・ヤフー、NTTのほぼ半額
 ヤフーは8月にも全国でADSL(非対称デジタル加入者線)サービスに乗り出す。インターネット接続業者(プロバイダー)として、最大毎秒8メガ(1メガは100万)ビットの高速サービスを月額2000円台の定額料金で提供する。ヤフーの料金は、最大手である日本電信電話(NTT)東西地域会社のほぼ半額となる。日本のADSL加入者数は約18万人と米国や韓国の10分の1以下。国内で2000万人の利用者を抱えるヤフーが低料金で参入することで、普及に向けたサービス競争が激化するのは確実だ。
 新しいADSLサービスの名称は「ヤフーBB」。20日からヤフー画面上で加入を受け付け、8月1日にも全国主要都市でサービスを始める。ヤフーなどソフトバンクグループ5社が設立する新会社「ビー・ビー・テクノロジー」(東京・中央)が通信インフラを整備する。年内をメドに1000億円規模の投資をし、全国総世帯の約7割にあたる3000万世帯で利用できるようにする。

 現在、国内のADSLサービス市場ではNTT東西地域会社の加入者数が9万6000人で50%以上のシェアを握る。両社の料金は、最大毎秒1.5メガビットで月額4050円。インターネット接続料金を含むと5800円程度となる