およそ8年くらい前に、今後の電話のありかたについて持株、東西でワーキングが
開催されていた。マイラインの選択が始まる少し前だ。
総務省からは、キャリア選択の話がすでに義務として来ていて、本社では
影響のシュミレーションをひたすらしていた時期。

結論は、東西会社は基本料収入のみで食べていけるようにしないと
10年後(2010年)には慢性的な赤字になるであった。交換機(D70)の
延命とか、メタルの延命とかいろいろ後ろ向きの対策がまじめに語られていた。

ただ、これにも更なるマイナスがあって、直収(いわゆるドライカッパー、ダークメタル)
で他社に抜かれると基本料すら入ってこなくなる。この対抗策として、
基本料を大幅に下げたひかり電話を投入することになるが、これは、
売れば売るほど赤字になる。ので、本来防衛手段のみの商品とすべきで
あったが、全支店に対して、販売数管理(競争)や販売勧奨を行ったため、
売りすぎてしまい取り返しがつかない事態になっている。(販売戦略のミス)

 研究所(NS研など)に残っていた、交換機開発技術者が、最後の力を
出して、D70をIP電話にどう更改するかを議論していた(2002〜04年頃)が、
レゾナント設立やNGNの話が飛び込んで来て最後の技術者がいなくなった。
これで、D70をマイグレーションさせる話は完全に不可能となった。

持株の社長だった、和田氏の完全な経営失敗だな。
株主代表訴訟でも起こすべき話だ。