お客用の電話を店内に置く
NTTの「PてれほんC」の利用が一般的
2006年6月22日
携帯電話に押され、街頭の公衆電話はどんどん無くなりつつある。ただ、高級
レストランや、くつろぎを演出したいと考える店にとっては、携帯電話の呼び
出し音や声高なおしゃべりは、せっかくの雰囲気を台無しにしかねない。でき
れば店内に電話を設置し、携帯電話は遠慮してもらいたいところだ。
飲食店などでお客用の電話として一般的なのが、NTTグループが手がける「Pて
れほんC」。以前のピンク電話と同様、公衆電話ではなく、一般個人で使う電
話と同じ性格のもの。電話機を購入する方式で、価格は11万250円(工事費別)。
月々の費用は、回線使用料プラス50円となっている。
利用するお客への課金方法は、下記の3通りの中から選べる。
標準課金モード=公衆電話と同様に、通話の対象地により課金を行う
自立課金モード=10円で通話できる秒数(自立課金時間)を店側で設定し、付
加料金として課金する
割増課金モード=10円で通話できる時間を短縮することにより(約10〜40%の
範囲内)、付加料金として課金する。
ちなみに、「PてれほんC」はカード式がなく、コイン式のみで、レンタル方式
もない。回線は、デジタル、ダイヤルのどちらでも対応可能で、色はホワイトのみ。
なお、カード式のグリーンのアナログ電話、グレーのデジタル電話、オレンジ
色のICカード専用電話(2006年3月末までに磁気カード式に統一される予定)
などは、公衆電話の範疇に入る。
公衆電話については、電話機の購入費や設置料などの費用はかからず、手数料
が店側に入る形になる。ただ、公衆電話は原則として公共の場に設置するとい
う制約があるため、設置基準が厳しく、一般の飲食店の店内に置くのは現実的
には難しい。
「PてれほんC」、公衆電話のいずれにせよ、設置の申し込みは、最寄りのNTT
グループの営業所、もしくは116番に問い合わせを。
(日経レストラン編集部)