60年代や70年代の神学者が、はたして、プロセス神学や土着化神学の視点から「統一原理」を
捉えて、エキュメニズムを推進する立場で統一教会と交流を持っていたのか、どうか。そんな
奇怪な話しを寡聞にしてこれまで聞いたことがない。しかし、たとえ60年代や70年代がそれほ
ど牧歌的時代であったとしても、80年代の状況は一変していたはずである。なぜなら

「鮮文大学設立に対して、キリスト教界の言論は、政府が統一教会の学校設立を取り
消さなければ、一千万のキリスト者が決起して反対しなければならないと報道したり、
その後も各種の声明が発表され、文教部(文部省)と大統領官邸と国会に圧力を行使
した」のだからである。