ここで、ハンビット大学宣教会が、今回のCT疑惑と、どう関係があるのか、簡単に説明したいと
思う。

(1)株式会社クリスチャントゥデイ常任理事の張在亨氏は、長寿陣という別名を使って、1994
年に韓国で「ハンビット大学宣教会」という学生伝道団体を設立した。

(2)『月刊現代宗教』は「ハンビット大学宣教会」について、次のような問題があるとして、
1997年7月8月号で記事化した。すなわち
(ア)長寿陣氏は自分を「来臨のキリスト」だとして学生たちに教え込んでいた。
(イ)学生たちを関連企業に使役させ、その実態は、無賃金労働であった。
(ウ)入信した学生たちは、親に嘘を平気でつく、借金をする、学業を放棄するなど、問題
行動を起こしていた。

(3)異端嫌疑をかけられたハンビット大学宣教会は、韓国学生福音化宣教会(CEF)と改称
し、大韓イエス教長老会合同福音の傘下団体となった。また、韓国学生福音化宣教会は、現在
の「アポストロス・キャンパス・ミニストリー」(ACM)の前身である。

(4)『月刊現代宗教』編集者は、その後、主要な情報提供者と連絡が取れなくなり、かつ、
記事執筆記者が辞職し、さらに、その情報提供者の現役メンバー時代の「不行跡」が告げられ
たことから、「当時の記事の多くが誤りであった」とする訂正記事を2000年に出した。

(5)ハンビット大学宣教会は、「韓国異端団体リスト」2006年9月版に第127番として、今
なお記載されている。

(6)クリスチャントゥデイ側は、『月刊現代宗教』の問題の記事を他媒体に転載することを
禁止した裁判所命令が存在することを、これまでたびたび示唆して、同記事の日本国内での
転載を抑圧して来た経緯がある。